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なぜチェーンには専用オイルが必要なのか?基礎から解説

潤滑コラム

なぜチェーンには専用オイルが必要なのか?基礎から解説

公開日:2026/4/11

更新日:2026/6/24

チェーン専用オイルの特徴と、潤滑不足が招くリスクを専門商社が解説します。

チェーン用潤滑油の選び方|専用オイルが必要な理由を潤滑商社が解説

「潤滑油ならどれでも同じ」と思っていませんか?実は、チェーンにはチェーン専用に設計された潤滑油を使うことが、設備トラブルを防ぐ重要なポイントです。本記事では、チェーン専用オイルが必要な理由と、その特徴、そして潤滑不足が引き起こすチェーン切断トラブルについて、潤滑剤専門商社の視点から解説します。

チェーンにはチェーン専用の潤滑油が必要です

「潤滑油ならどれでも同じ」と思っていませんか?実は、チェーンにはチェーン専用に設計された潤滑油を使うことが重要です。

チェーンは、ピン・ブッシュ・ローラーといった細かな金属部品が組み合わさった構造です。これらの接触部分に潤滑油が入り込み、摩擦と摩耗を防ぐことで、チェーンは正常に機能します。汎用のギヤオイルや機械油では、チェーン内部の細かな隙間への浸透性が不十分で、十分な潤滑効果が得られないことがあります。

チェーン専用オイルの3つの特徴

特徴1:浸透性が高い

チェーン内部のピン・ブッシュ間など、細かな隙間にしっかり入り込み、金属接触を防ぎます。

特徴2:飛散・垂れが少ない

粘度設計により、高速回転時でも飛び散りにくく、周辺の汚染を抑えます。

特徴3:異物を巻き込みにくい

専用処方により、粉塵や異物がチェーンに付着・噛み込むリスクを低減します。

2年ごとに繰り返すコンベヤチェーンの切断を“専用オイル”への切替で根絶した現場事例
CASE STUDY
2年ごとに繰り返すコンベヤチェーンの切断を“専用オイル”への切替で根絶した現場事例

プラント業の搬送コンベヤで2年に1度起きていたチェーン切断を、汎用ギヤオイルからチェーン専用オイルへ変更して解消。切替後2年間トラブルゼロを実現。同じ症状にお困りの方へ。

潤滑不足がチェーン切断を引き起こす

チェーンの切断は、突然起こるように見えて、実は慢性的な潤滑不足が積み重なった結果であることがほとんどです。潤滑が不十分だと、金属同士の摩耗が進み、チェーンの伸び疲労破断につながります。

予防のポイント

適切な潤滑油を選び、定期的に給油することが、チェーン切断トラブルの最も効果的な予防策です。

実際に、鉱物系ギヤオイルからチェーン専用オイルに切り替えただけで、2年に1回繰り返していたチェーン切断トラブルが完全に解消した事例もあります。潤滑油の選定は、設備トラブルの予防において非常に重要なポイントです。

まず「専用オイルを使っているか」を確認しましょう

チェーンのトラブルでお悩みの場合、まず現在使用している潤滑油がチェーン専用かどうかを確認することをおすすめします。汎用オイルを使っていた場合、専用オイルへの切り替えだけでトラブルが解消するケースも少なくありません。

潤滑油の選定や設備トラブルでお困りの際は、現場経験のある専門スタッフがご相談に対応します。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としています。設備条件や使用環境によって最適な潤滑油は異なります。詳細は専門スタッフにご相談ください。

郁(フミ)
この記事を書いた人
郁(フミ)
近畿インペリアル 営業部 主任

工業用潤滑剤の専門商社に5年間勤務。適油選定・オイル分析サポートから現場での更油作業まで自ら担当し、鉄鋼・食品・プラントなど多業種の設備保全を支援。営業担当としてお客様と現場に向き合い続けた実体験をもとに、「現場の担当者が本当に知りたいこと」を軸に記事を執筆しています。

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