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港湾アンローダーのオープンギア、グリース垂れと錆を適油で解消

導入事例

港湾物流業

港湾アンローダーのオープンギア、グリース垂れと錆を適油で解消

港湾アンローダーの屋外オープンギアで、グリース垂れと歯面の錆を専用潤滑剤への切替で解消し、給脂負担も軽減した事例です。

バケットアンローダー

港湾アンローダーのオープンギア、グリース垂れと錆を適油で解消

港湾のバケットアンローダーで使う屋外オープンギアのグリース垂れ歯面の錆を、粘着性・耐水性・防錆性を備えた専用潤滑剤への切替で解消した事例です。潮風・雨・砂塵にさらされる過酷な環境でも油膜が長持ちするようになり、頻繁だった給脂作業や修理・部品交換の負担を大きく減らすことができました。

お客様のプロフィール

業種:港湾運送業

対象設備:バケットアンローダーの旋回ギア(屋外オープンギア)

潤滑課題:グリースの垂れ落ち・歯面の錆・高い給脂頻度

導入の背景

港湾で稼働するバケットアンローダーの旋回部には、屋外にむき出しのオープンギアが組み込まれています。歯面が外気にさらされる構造のため、設備担当者が定期的に手塗りでグリースを補給しながら維持してきました。

しかし潮風・雨・砂塵にさらされる港湾は、潤滑剤にとって非常に過酷な環境です。給脂してもグリースが長持ちせず、メンテナンスの手間がなかなか減らない状況が続いていました。当初は「屋外のオープンギアだから仕方ない」と、潤滑剤そのものを見直す発想にはなかなか至らなかったといいます。

直面していた課題

現場で起きていた困りごとは、大きく次の3つに整理できます。

現場で繰り返されていた3つの困りごと

グリースが垂れて周囲が汚れる:オープンギアに塗ったグリースの余剰分が垂れ落ち、設備の周囲や地面が汚れてしまう。清掃の手間が増えるのも悩みのひとつでした。

そもそも給脂しにくい構造:旋回部はアクセスしにくい場所にあり、手塗り作業は姿勢的な負荷も大きい。給脂の頻度が高いほど、担当者の負担がじわじわと積み重なっていました。

塗ってもすぐ乾き、錆が進む:潮風・雨・砂塵にさらされる環境では塗布したグリースが短期間で乾燥・流失し、気づいたときには歯面に錆が進んでいる、ということが繰り返し起きていました。

相談のきっかけ

給脂のたびに人手と時間がかかり、それでも錆や汚れが解消されない——この繰り返しの中で、現場では「塗り方や頻度の問題ではなく、使っている潤滑剤そのものを見直すべきではないか」という声が上がり始めました。

屋外オープンギアという特殊な条件でも、長く効果が続く潤滑剤はないか。そうした相談をきっかけに、適油選定を専門とする近畿インペリアルへお問い合わせをいただきました。まずは現場で何が起きているのかを正確に把握するところからのスタートでした。

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弊社からのご提案

最初に行ったのは、現場の環境条件と設備構造のヒアリングです。潮風・雨・砂塵という外的要因と、手塗り中心の給脂方法を整理したうえで、「垂れない・流れない・乾かない」という3つの条件を同時に満たせる潤滑剤と塗布方法を選定しました。

変更前

汎用グリース
(手塗り)

変更後

粘着性・耐水性・防錆性を備えた
屋外オープンギア専用潤滑剤

  • 屋外オープンギア向けに、粘着性・耐水性・防錆性を兼ね備えた専用潤滑剤へ切替え
  • 歯面に均一な油膜を素早く形成できる塗布方法へ変更し、作業性も改善
  • 切替え前に既存グリースとの相性を確認し、安全な移行手順を踏まえたうえで導入

使用した潤滑剤の詳細は、設備環境や運用条件に応じた個別のご提案となります。

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改善結果

垂れゼロ
周辺の汚染が解消
錆なし
塩害環境でも油膜を維持
大幅軽減
給脂作業の負荷が低減
激減
修理・補修コストも削減

雨や潮風にさらされても油膜がしっかり残るようになり、給脂のインターバルが大幅に延びました。歯面の錆・摩耗が抑えられたことで、これまで繰り返していた修理・部品交換の頻度も激減し、保全コストの削減につながっています。給脂作業そのものの負荷も軽くなり、現場の日常的な負担を減らすことにも貢献できた事例です。

お客様の声

お客様の声

屋外のオープンギアは仕方ないものと思っていましたが、潤滑剤を変えるだけでここまで違うとは驚きでした。給脂作業がずいぶん楽になり、錆や汚れの心配も減って、安心してメンテナンスに臨めるようになりました。

港湾運送業 設備保全ご担当者様

近畿インペリアルからのコメント

近畿インペリアルからのコメント

屋外オープンギアのグリース垂れと錆は、汎用グリースでは耐水性・防錆性・歯面への密着という屋外環境特有の要件を満たしきれないことが主な原因です。給脂の頻度や塗り方を工夫する前に、潤滑剤そのものを使用環境に合わせて見直すことで、設備を交換せずにトラブルを根本から抑えられるケースは少なくありません。創業60年以上・累計約1,000設備の選定経験から、まずは現場の環境条件を具体的に把握することをお勧めします。

よくある質問

屋外のオープンギアでグリースが垂れたり、すぐ乾いたりするのはなぜですか?
オープンギアは歯面が外気にさらされる構造のため、汎用グリースでは余剰分が垂れやすく、潮風や雨で短期間に乾燥・流失しやすいためです。粘着性・耐水性を備えた専用潤滑剤に切り替えることで、垂れと乾燥の両方を抑えられます。
港湾のような塩害環境では、どんな潤滑剤を選べばよいですか?
耐水性と防錆性を兼ね備えた潤滑剤が適しています。潮風や雨にさらされても油膜が長持ちし、歯面の錆を抑えられるため、屋外オープンギアでの保全頻度の低減につながります。
グリースを別の潤滑剤に切り替えるとき、注意点はありますか?
既存グリースとの相性を事前に確認することが重要です。種類の異なる潤滑剤が混ざると性能が低下する場合があるため、既存グリースを除去してから補給するなど、安全な移行手順を踏むことをお勧めします。
設備を交換しなくても、潤滑剤の見直しだけで効果は出ますか?
多くの現場で、潤滑剤と塗布方法の見直しだけで垂れ・錆・給脂負担といった課題が改善しています。設備そのものを交換せず、使用環境に合った油種を選ぶことで根本的な改善が期待できるケースは少なくありません。
屋外オープンギアの潤滑に関するお悩みはありませんか? グリースの垂れ・歯面の錆・給脂頻度の高さなど、屋外オープンギア特有のお悩みも、メーカーに縛られない独立した立場で、設備環境に合わせた適油選定をご提案します。見積もり・トラブル相談まで、1営業日以内に専門スタッフが対応します。 屋外オープンギアの潤滑について相談する →
郁(フミ)
この記事を書いた人
郁(フミ)
近畿インペリアル 営業部 主任

工業用潤滑剤の専門商社に5年間勤務。適油選定・オイル分析サポートから現場での更油作業まで自ら担当し、鉄鋼・食品・プラントなど多業種の設備保全を支援。営業担当としてお客様と現場に向き合い続けた実体験をもとに、「現場の担当者が本当に知りたいこと」を軸に記事を執筆しています。

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